エアコン代を節約しつつぐっすり快眠!熱帯夜の対策方法5選

nettaiya

夜、暑すぎてよく眠れない・・・

今年も最高気温30度をあっさり突破して、夜でも暑い日が続いていますね。
夜中に暑くて目が覚めたり、暑すぎて寝付けないという方も多いのではないでしょうか。

こんな夜はエアコンに頼りたいけど、電気代も気になるし、
エアコンにあたり過ぎると体調が悪くなるという方もいますよね。
そんな方のために、手軽かつ低コストでできる5つの熱帯夜対策をご紹介します!

エアコン最低限の熱帯夜対策はこれ!

nettaiya3
マンションやアパートのようなコンクリート壁の住宅では、
実は夜になるほど昼間に熱せられたコンクリートの熱で、部屋の中が暑くなりがち。
最近では夜中寝ている間に熱中症になった…なんていうニュースもよく耳にします。
エアコン以外のこんな暑さ対策はいかがでしょうか?

ひんやり気持ちい冷感敷きパッド

756228205出典:ニトリ

そろそろ本格的な夏に備えて、寝具も夏用のものへの取り換えが済んだ頃かと思います。
今年はもうひと手間加えて、まずは寝具から熱帯夜対策をしていきましょう!

触れるとひんやりした感触のする素材でできた「冷感敷きパッド」
シーツの上にかけて使うものなのですが、これがあるとだいぶ違います。
汗を吸って素早く乾燥させるときに、気化熱の仕組みで暑さを和らげてくれます。
寝ている間に布団に体温がこもらず、寝苦しさがかなり解消される優れものです。

敷きパッドなので、汚れたらシーツから外して丸洗いすればいいのでお手入れも簡単。

スーパーの独自ブランドや家具量販店など、
さまざまブランドから販売されていますが、値段は大体どれも1,500円~2,500円程度です。
ベッドのサイズに合わせてお好みの物を選んでみてください。

自分でも作れちゃう塩枕

shiomakura出典:Aming

枕の上に敷いて使う「塩枕」
塩には熱を奪う性質があるため、枕のうえに乗せて使うことで頭をひんやりさせてくれます。

特に暑い日は、朝から冷凍庫に塩枕を入れておいて、冷凍塩枕にして使うと効果倍増!
また、暑さ対策以外にも肩こり解消や高血圧にも効果があるといわれています。

インターネットなどで1,000円~3,000円程度のものが市販もされていますが、自作も可能!
作り方は以下の通りです、ぜひ試してみてください♪

≪材料≫
・布   (18cm×25cm程度)
・塩1kg(食塩は×、できれば天然塩で粒の細かい物)

1.布を縫い合わせて袋を作ります。
2.塩をフライパンでしっかり炒めます。
3.炒めた塩を袋に入れて、塩の入れ口を縫い合わせます。
☆完成です、枕に乗せてつかいましょう!
※お洗濯できません、ワンシーズン使い切り

バスタイムにハッカ油が大活躍

hakka出典:株式会社 北見ハッカ通商

飴やガムなどではお馴染みのすーっとした香りと清涼感のあるハッカ。
暑い夜は市販されて入れている「ハッカ油」を使った、涼しさ満点のバスタイムはいかがでしょうか?

≪使い方≫
・湯船の中に2~3滴を垂らす
・シャンプーに1~2滴混ぜる
※くれぐれも入れすぎ注意です、涼しいどころか極寒を味わうことになります。

このほかにも、濡れたティッシュやハンカチに1滴たらしておでこに乗せて寝る方法もおすすめ!
頭がひんやりしてよく眠ることができます。

ただしハッカ油を使った暑さ対策は実際に気温が下がっているわけではないので、
その点には注意が必要です。
また、刺激が強いので小さいお子さんや妊娠中のかたは避けた方がよいでしょう。

ハッカ油は薬局などで20mlのものが500円程度で市販されています。
スプレータイプのものなどもあるので、使いやすい物を選んでみてください。
 

最強の組み合わせ保冷剤×扇風機

senpu
部屋の大きさや使っているエアコンの種類にもよりますが、エアコンと扇風機を同じ時間使った時の電気代を比較すると半分以下になる場合も少なくありません。

気温がそこまで高くない時には、扇風機だけでも涼しいですが、
30度をこえてくるとそうも言ってられないですよね。
そんな時には保冷剤と扇風機を組み合わせて使ってみてください!

普通の保冷剤をビニール紐で扇風機に吊るしたり、
水を入れて凍らせたペットボトルを扇風機の前に置いておくだけでも、送風温度が2~3度下がります。

扇風機の置き場所は足元にすると、効率よく熱を冷ますことができます。
また、体に直接風が当たりつづけると冷えすぎてしまうので、近くの壁などに向けて設置し、
跳ね返ってきた風があたるようにすると安全です。

寝る前の除湿も効果的

eakon
寝苦しさの理由には、暑さの他に湿度の問題があります。
じめじめした暑さがが気になる日は、エアコンの除湿機能を使ってみてください。

え、結局エアコンを使っちゃうの?と思われるかもしれませんが、
冷房と除湿ではかかる電気代が異なるので、
除湿であれば冷房よりもお得に部屋を冷やせて、かつ湿度をさげることもできるのです!

除湿の種類
・弱冷房除湿 :湿った空気をあつめ、除湿のために下げた空気をそのまま送風する
・再熱除湿  :湿った空気をあつめ、除湿したあと適度な温度にして送風する

電気代のかかりかたは一般的に、再熱除湿>冷房>弱冷房除湿 となっているので、
弱冷房除湿であれば、部屋を冷やしつつ湿度を下げることができるのです。

寝る前の数時間だけ除湿をしておいて、寝ている間は扇風機というような使い方をすると、
じめじめが解消され、ぐっすり眠れること間違いなしでしょう。

くれぐれも熱中症にはご注意を

nettaiya2いかがでしたでしょうか。
「エアコンをなるべく使いたくないんだよね」という方でも手軽にできる暑さ対策、
明日からぜひ試してみてください。

ただし、ど寝具や冷感グッズでの暑さ対策だけでは足りないという日もありますので、
そんな日は、我慢せずに冷房に頼ることも大切です。
くれぐれも熱中症に気を付けて、夏を乗り切ってくださいね!

よく読まれている記事